CBD は経口摂取(オイル)と蒸気摂取(リキッド)のどちらが効果的なのか?

日本での CBD(カンナビジオール)の取扱いは医薬品ではなく健康食品として流通していますが、産業用大麻ヘンプ)の茎や種に含まれる化学物質のひとつとなります。

この化学物質を抽出してオイルに溶かした製品が「CBD オイル」、プロピレングリコールに溶かした製品が「CBD リキッド」となります。

プロピレングリコールとは医薬品や化粧品などに使用される有機化合物のことです。

CBD は健康食品として流通しているものですから、主に口から取り入れる経口摂取となります。

ヴェポライザー(電子タバコ)を使用した蒸気摂取は近年、日本にも浸透してきて CBD が含まれたリキッドを蒸気化させて摂取する人が増えていますよね。

そこで経口摂取(オイル)と蒸気摂取(リキッド)のどちらがいいのか?調べてみました。

経口摂取

経口摂取というのは主に舌下に垂らして摂取する方法となります。

メリット

まずは経口摂取のメリットを見てみましょう。

選べる種類がたくさんある
CBD オイルにおいてはどれを買っていいのかわからないほど多くの種類が存在しています。

そうなると CBD の含有量で選ぶのが正解だと思いますが、輸入代理店を通しても個人輸入でも購入することが可能。

色々と試して自分に合った CBD オイルを見つけることができます。

場所を選ばず摂取できる
舌下に垂らすだけなので摂取する場所は選びません。

食事と一緒に摂取するのもいいですし、決まった時間に摂取することも可能です。

機器を使わない
そのまま経口摂取すればいいだけなので特別な機器を使う必要はありません。

強いて挙げるなら注射器ようなボトルから出すときに必要なスプーンくらいでしょうか。

デメリット

続いて経口摂取のデメリットについてです。

経口生体利用効率が低い
CBD の経口生体利用効率は約15%ほど。

つまり 100mg の CBD を経口摂取した場合、15mg しか血流に到達しないということになります。

高価
経口生体利用効率が約15%ほどということもあってか、高濃度の CBD オイルが多く販売されている印象を受けます。

CBD の含有量が増えればその分だけ高くなってしまうのは当然のこと。

使用し続ける必要性のある CBD 摂取においてコストパフォーマンスが良くないというのは最大のデメリットかもしれませんね。

美味しくない
濡れたわらを食べてるような独特な草臭さとすさまじい苦味が口の中に広がる感じ

47歳末期がん患者(ステージⅣ)の生存確認ブログ

CBD オイルはお世辞にも美味しいとはいえないという声をよく聞きます。

大麻草というくらいですから青臭い味になるのは仕方のないことですし、良薬は口に苦しといったところでしょうか。

蒸気摂取

蒸気摂取というのはヴェポライザー(電子タバコ)を使用した摂取方法となります。

メリット


経口摂取のデメリットを改善したものが蒸気摂取のメリットといえましょう。

生体利用効率が高い
蒸気摂取の場合は肺へ吸い込み、内臓や肝臓を経ることなく毛細血管から CBD を摂取できます。

これにより経口摂取の約4倍近くの CBD を摂取することが可能となるのです。

最大の生体利用効率が約50~60%となるので、100mg の CBD を蒸気摂取した場合、50~60mg が血流に到達するということになります。

安価
蒸気摂取であれば最大の生体利用効率が約50~60%ですから、出費も約1/4に抑えられるということになります。

例えば1か月の CBD 費用がオイルだと40,000円かかっていたものが、リキッドだと10,000円で抑えられるのは非常に助かるのではないでしょうか?

主にフルーツ系のフレーバーが多いですが、中にはバニラ・キャラメル・カスタード味という甘いフレーバーだったり、カンナビス味といったわざわざ青臭く感じさせるようなフレーバーもあります。

そのときの気分によって味を変えられるのも楽しみのひとつといえましょう。

デメリット

逆に経口摂取のメリットの部分がデメリットとなることに。

選べる種類が少ない
CBD オイルに比べて CBD リキッドを取り扱っているメーカーは非常に少ないです。

Koi
NATUuR
Pharma


上記の3つが主な CBD リキッドメーカーとなり、このすべてを正規代理店として取り扱っているのが、我々 VapeMania となります。

摂取するのに場所を選ぶ
イギリスの病院では電子タバコが使用可能ですが、日本では加熱式タバコと混同されがちで、喫煙可能エリアでなければ白い目で見られることがあります。

今後は改善していくと思われますが、現状では蒸気摂取するのに場所を選ぶといえるでしょう。

機器を使わなければならない
これが蒸気療法の最大のデメリットといえるかもしれません。

CBD リキッドを蒸気化させる必要があるので、どうしても専用のデバイス(機器)が必要となってしまいます。

そんなに高いものではありませんが、CBD リキッドを摂取するまでの準備であったり、デバイスのメンテナンスなど手間がかかることは否めません。

まとめ

経済的な問題や生体利用効率のことを考えるならば蒸気摂取の方がいいといえるのではないでしょうか?

外出時はオイルで自宅ではリキッドなど、CBD 製品を使い分けるというのも選択肢のひとつといえます。

オイルとリキッドはどちらにもメリットとデメリットがあるので、ライフスタイルに合ったものを選ぶのが正解です。