CBDオイルは違法？合法？

本記事は

CBDオイルには興味があるけど法的に心配
大麻の逮捕報道を見るので違法だと思っていた

という方のためにお届けします。

CBDオイルは違法ではありません

CBDオイルの主成分であるCBDは、
大麻に含まれたカンナビノイドと呼ばれる成分の一つ。

CBDに関するより実用的な説明はこちらの記事からどうぞ。

原料が大麻と聞けば、誰だって不安に思うのはよく理解できます。

実際、私自身もそうでした。

CBDオイルは産業用大麻であるヘンプの茎や葉、種といったものから抽出されている製品になります。こういったことからもアメリカはもちろん日本の法律でも違法ということにはなりません。

乾燥大麻や大麻樹脂などを所持していると法律に触れ逮捕されてしまいます。ただしこれらのものでも使用に関しては対象外になっており、使用するだけなら違法にはならないというよく分からない法律になっているのが日本なのです。

話が横道に逸れましたがCBDオイルは使用はもちろん、購入することも所持することも法律で認められているものですから、違法にはならず安心して購入することができます。

法律ではどのように定義されている？

昭和23年より施行された大麻取締法の条文を以下に示します。

<大麻取締法第一条>
この法律で「大麻」とは、大麻草（カンナビス・サティバ・エル）及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品（樹脂を除く。）並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

つまり、大麻の規制対象となるのは、茎や種子以外の葉や花の部分であり、葉や花の部分を所持・販売していた場合には違法となります。

続いて以下をご覧ください。

<大麻取締法第四条>
何人も次に掲げる行為をしてはならない。
１　大麻を輸入し、又は輸出すること（大麻研究者が、厚生労働大臣の許可を受けて、大麻を輸入し、又は輸出する場合を除く。）。
２大麻から製造された医薬品を施用し、又は施用のため交付すること。
３大麻から製造された医薬品の施用を受けること。
４医事若しくは薬事又は自然科学に関する記事を掲載する医薬関係者等（医薬関係者又は自然科学に関する研究に従事する者をいう。以下この号において同じ。）向けの新聞又は雑誌により行う場合その他主として医薬関係者等を対象として行う場合のほか、大麻に関する広告を行うこと。